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ヤダ、スゴい…私、走ってるッ!!(続報:殺しのライセンス)

殺しのライセンス」のクソどうでもいい続報です。




車、それは、田舎に住むものにとって足となる身近なツール。

センス、それは、車に乗るものが持っていた方が良いとされる俯瞰的な視野且つ臨機応変な対処・対応。

…これは、センス無き者が、凶器に飛び乗り一般道に踊り出た、実録:殺しのライセンス物語である。
と、恐ろしそうな導入でしたが、なんのことはない。
家族が車を乗り換えるにあたり、廃車するのがもったいないからと譲り受けた車に、私が、コノ、アタクシめが、乗り始めた、というだけの話です。

その日、父は私の一言に凍り付きました。
三十うん年間、手塩にかけて育て間違え、ニートからパート、パートから今にもナマポになりそうな娘が、キラキラの笑顔でこう聴いたから。

「お父さま、で、どちらがアクセルにございますか?」

言い訳しよう!(ヤッターマンの「説明しよう!」の音声で。)
私は免許をMT、つまりクラッチ込みで3つ踏み込むものが付いている車で取ったのだ!
そのため、踏むものが2択のAT車を譲り受けた際、とりあえず、聴いておこうと思った、ただそれだけのことだったのだ!

そのまま車道に蹴りだされ、お車もすわ取り上げかと思いましたが、さすが父。
激昂し振るえる声ながら、デカい方がブレーキだと教えて下さいました。尊敬しています、お父さん。

初心者にはデカめの「くろすおーばーSUV」と呼ばれるタイプのブーブー。
両親は、ずっと乗り親しんだ車が、いまや騎手によりロデオのような乗り心地になる中、堪えに堪え、おまけにとっさには左右の区別が付きかねるという残念な私により、ウィンカーを右に出しながら左折を繰り返す本当にあった怖いアトラクション状態の試乗会に付き添い、ついには、一般道という千尋の谷に、他人の迷惑も省みず、我が子を突き落したのだった。

で、三日目には対物破損で、車の後ろの人相変わりましたかしこ。

いや、なんのことはない。郵便局にあった車いす専用駐車スペースの看板にバックから突っ込んだだけのことです。スミマセンスミマセン死にたいです。

ワリワリメリ、という、およそ車中で聴いたことのない音にとりあえずドライブに入れ直して転がり出てみると、いやー、キタね、コレが世に言う「物損」ね死にたい。まずは郵便局の人に謝らなければね死にたい。
とりあえず込み上げる死にたい欲求を抑えながら報告に行くと、出てきた職員さんに「あ〜、この看板はおたくだけじゃないからいいけどね、ソレ、10万以上すると思うよ?」とのこと。翌日、友人の車屋で見積もってもらったらその通りどころかそれ以上でした死にたい。

ボロくはあるが、大事に乗られてきた車を、譲り受けて三日目で人相変わるくらいに当てる。

どう言い訳しようかと脳みそフル回転しながら素直に激白したところ、両親は「…人でなくて…ほんとぉおおぉに良かったッ」とその場に崩れ落ちたという。

いや〜、マジで殺しのライセンスだったんだなぁと、遠く石巻山を眺めながら、今一度気を引き締めねばなるまいッ!!と、止まらないワイパーをなんとかしようと、ウィンカーを右へ左へ点滅させ、あ、こっちか!とワイパー止めて、ウィンカーは止め忘れる、みたいなことを繰り返しながらなんとか慣れようと努力をしている私です。

こんなこと言うのもなんだけど、私、自転車にも乗れるようになったし、ブラインドタッチだって出来るようになった。恐らくだけど、時間はかかりはするけれど、車にだって乗りこなせる日は来ると思うのです。それまでに人が死ななければ。

そんなわけで、色々あるけれど、家族は固唾を飲むけれど、今日も私はブーブーに乗るのでした。




次回!殺しのライセンス続報は、「そんなナビに騙されて」
三河の山に迷い込み、山頂に住む仙人のような人に助けてもらった話をお届けするとかしないとか!

いつか貴方の元に、助手席招待券が届くかもしれません、てれれれてって、てってー(世にも奇妙な物語のテーマソング。)てれれれれ、てれれれれ、てれれれてって、てれれれれ〜