2017年12月

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

categories

selected entries

このぬるいブログ内の検索

楽しすぎ難しすぎのシルクスクリーン

4年?5年??

かなり前から我が父に作るよう頼まれていたものがある。しかも既に御代は徴収しているのに、いつまでたっても納品されないので毎年シーズンになるとチクチク言われていたもの。

それは会員数若干1名、父が会長を務める渓流釣り愛好家のための会、その名も『渓恋会』のTシャツである。

Tシャツ作成において、手軽なのは図案をインクジェットプリンタでアイロン転写シートに出力する方法だが、私がやるとしょっぱい仕上がりになることが分かり、それ以来ずっとやってみたくてしょうがなかった技法、シルクスクリーンについに挑戦しました。しかも引越し後に絵画教室ルカノーズから材料を通販、簡易教育(?)を受けて。

布のメチに紫外線に当てると固まる液を塗り込め乾燥させてあるシルクスクリーンという布、その上に、光を通さない黒色で、薄い紙に描いた図案を乗せて、紫外線を出すライトで図案以外の部分を固まらせておいて、その光が通らず固まらなかった図案部分の薬剤を水で洗い流すとアラ不思議☆

図案の部分だけがスケスケに。

版

今回は父の誕生日ということで、父の好きなあまごという美しい淡水魚や疑似餌の毛針を母が描き、父が会合名を書いたものをワタクシがPCで図案用に起こして上記の版するというニート渾身の親孝行風味な一作。

貧しいので、ひとつの版に魚の柄の部分を3つも抜いてある。

この版をTシャツの上に置き、インクをたらして刷っていく。
紫外線で固まった部分(紫色のところ)はメチが薬剤で埋まっているためインクを置いてもTシャツには写らないが、たらしたインクが図案の上を通ると、スケスケなので下に落ちて図の部分だけが刷り上るという寸法。

不必要な柄が写らないよう要らない布でマスキングしながら、目安に描いてあるうっすい線をあわせて印刷していくのだけど…コレが大変難しいッ!!!

模様がズレまくったあまご部分↓

あまご

英字部分がにじんで読めない会名部分↓

渓恋会

それでも、数年越しにようやく納品できることが嬉しいし、なによりこのシルクスクリーンで刷るという作業が楽しくて楽しくてしかたがないのでアリマスッ!!!

渓恋会Tシャツ

ふはは。あれ?なんか…地味だな。

しかし、既に制作費は浪費しておるわ、現在ニートだわという親不孝な現実を薄ぼんやり親孝行風味に感じさせる素敵な仕上りな気もするのであった。