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かいじゅうたちのいるところ

原題:Where the Wild Things Are
原作:「かいじゅうたちのいるところ」モーリス・センダック


30歳を過ぎてこの映画で泣き笑いするのは、精神年齢がマックスなのか、もしくは心にまだ少年がいるんか…。
とにかく私は泣けました。コレで。4、5歳なんでしょう、精神年齢が。
小器用な女の子じゃなくて不器用極まりない男の子。
なんでもわかってるつもりでなんにもわかんないからとりあえず叫んどく少年。
おったなぁ〜。おるなぁ〜。私も物心がついてからコトバが達者になるまで長かった早生まれでしたので、表現できないストレスを色々な形で発散していた気がする。

原作絵本は大人になってから読んだのであまり入り込めなかったけど、この映画は完璧にかいじゅうたちのいるところへ連れて行ってくれました。あー私も今まさにかいじゅうたちのいるところへいってしまいたい衝動!無職だから。

かいじゅうたちの個性はからだだけ大きく、年だけとっても、不器用なマックスと大して変わることのない不器用さを残している自分を含めた大人たちとだぶり、大きくても、年とってても、色々にっちもさっちもままならんのう…。。と、なんだか遠い目になってみたり。

いやとにもかくにも映像の美しさがとても栄養になる素敵な映画でゴザイマシタ。

ただ、原題の「The Wild Things」がものすごい意味があるらしく、なおかつ監督と菊地凛子の関係が多感なアタクシの集中力を著しく妨げたのが誠に遺憾でありましたとさ。