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グラン・トリノ

原題:Gran Torino
監督:クリント・イーストウッド
主演:クリント・イーストウッド



とても「現実」な導入で一息に引き込まれる。
いままで見たことのあるどの映画よりもリアルなアメリカの生活に見えた気がします。実際は知らないのに。
身近に海外と繋がりの多い人間が居るせいか、単一民族ではない多人種入り混じって暮らす一種独特の緊張感をかいま聞くことがある。

『ああ…、きっとこういう「個」とは一切関係のない大きなまとまりとしての差別ってあるんだよな…』

と、最初っから居ずまいを正す思い。

しかし、物語は結局「個」対「個」に向かっていく。
差別が身近にある生活を生きること、男同士の付き合い方、そして年齢も性別も人種も超えた個人と個人の間に生まれる尊厳のある人間関係。

海外旅行をしている際、YellowとかJapと呼ばれた経験はないし、コレとわかる差別はまだ受けていない私だけど、聞いた話とあいまって、一部の白人種が持つ黄色人種に対する嫌悪感と差別意識を目の当たりにして自分の心ももっかい振り返る。

色んなショックを受けながらも映画は想定以上の展開と、めちゃくちゃ複雑な感情を引き起こす解決で、その感情をどう取り扱ってよいのかわからないまま終焉を迎えます。

きっと又観るけど、絶対のオススメだけど、気合と根性がいるわー。ほんと個を磨いて精進せんといかんわ。

という映画。